SHIROのIchigoJam日記

マイコン「IchigoJam」(イチゴジャム)の電子工作とプログラミングをメインに

デザインフェスタvol.55(5/21-22)出展情報

来たる5/21(土)~22(日)に東京ビッグサイトで開催される「デザインフェスタvol.55」に出展します!
東京近郊の皆さん、ぜひ遊びに来てください。
フリーペーパーなども作るので、冷やかしだけでも歓迎します。
designfesta.com

日時・会場など

  • 日時:5/21(土)・22(日)11:00~19:00
  • 会場:東京ビッグサイト
  • スペースNo.:西展示棟4F(暗いブース) I-67
  • サークル名:IchigoJaMan

なお、来場者はチケットが必要です。前売り・1日券で800円。当日は1,000円。コロナ対策で、事前に連絡先を登録する必要があります。
アート系のイベントなので、アクセサリやインテリアなど面白い物がたくさん出ています。
https://designfesta.com/about-ticket/

販売品

SanadaJam-RL 2,500円


IchigoJam Rの互換機。基板が本家より縦に長いですが、普通にIchigoJam Rとして使えます。

SanadaJam-S 2,500円


IchigoJam Sの互換機。EEPROM搭載で、標準の4ファイル+拡張で128個のファイルをSAVE可能。

StickJam 2,500円


バーサライタ専用IchigoJam。横に振ると文字が見えます。キーボードをつなぐと表示する文字や色を変更できます。

ビンゴマシン 3,000円


ボタンを押すと1~75の数字をシュートします。一度出た数字はもう出ません。
ボタンを1秒間長押しするとレビューモードになり、これまで出た数字を確認できます。

LEDマトリックスペンダント 3,000円


LEDマトリックスに文字列を表示するペンダント。キーボードをつなぐと文字列を変更できます。

電子さいころ 1,200円


ボタンを押すとさいころが回って、1~6の目をランダムに表示します。
複数を横連結して同時に振ることも可能です。

電子さいころCube 1,000円


立方体の電子さいころ。左右に振ると目が変わります。かわいいオブジェにいかがでしょうか。LEDは赤と黄色があります。

電子さいころmini 800円


電子さいころのミニ版。キーホルダーやペンダントにどうぞ。LEDが赤と黄色の2種類あります。

電子ルーレット 800円


ボタンを押すとルーレットが回ります。占いにも使えます。白基板+赤LED、赤基板+黄LEDの2種類あります。

LEDハートペンダント 700円


LEDがランダムに光るハート形ペンダント。白基板+赤LED、赤基板+黄LEDの2種類あります。

LEDネコ基板 500円


両目のLEDが交互に光ります。基板は黒猫と白猫の2種類、目の色はいろいろあります。

その他展示品

IchigoJam信号機、LEDサイネージなどを展示する予定です。

(5/29追記)デザインフェスタ当日の様子をchitoseArkさんに紹介していただきました。

note.com

LPC1114はんだ付け動画

LPC1114(TSSOP版、0.65mmピッチ)のはんだ付け方法を説明する動画です。IchigoJam S互換機を作りたい人の参考として作りました。
ネット上には、こて先ではんだを融かしながら横へ動かす「引きはんだ」を説明する動画が多いのですが、私はそれだと隣り同士のピンがくっついてしまってうまくできません(^_^;)
動画はこちら。

www.youtube.com


基板とICを用意します。


ICを固定するために透明ビニールテープを用意します。


ビニールテープで、ICの片側半分を貼るようにして固定します。
この位置合わせではんだ付けの成功/失敗が80%は決まるので、きっちり位置合わせします。
セロテープだと粘着力が強すぎて、ICの微妙な位置調整ができません。ビニールテープをお勧めします。

はんだごてはFX600(白光)を愛用しています。
ICのはんだづけの時は320~370度の高めに温度調節すると良いです。

FX600用こて先:マイナスドライバ形(D型)


糸はんだは0.6mmの細い物を使います。


フラックスはペンタイプが使いやすいです。
フラックス ペンタイプ FS211-81


ICの片側の足とパッドにフラックスを塗ります。


こて先に少量のはんだを付けます。


端の1~2ピンをはんだ付けして仮留めします。


ICを指で押さえつつ、テープをはがします。
この時点では仮留めなので、微妙な位置調整ができます。ICの足をパッドにしっかり合わせてください。


反対側の足とパッドにフラックスを塗ります。


反対側の足をはんだ付けします。


元側の残りの足をはんだ付けします。


もし隣り同士のピンがくっついてしまったら、吸い取り線ではんだを吸い取って、フラックスを塗る所からやり直します。


エタノールと綿棒を用意します。ドラッグストアなどで買えます。


エタノールを付けた綿棒でこすって、フラックスを除去します。


これで完成です。

SanadaJam-S

IchigoJam Sの互換機です。
PCN公式ショップで本家のIchigoJam Sが長期間売り切れ状態なのですが、CPU(LPC1114)は若干手に入るようになったので、工作教室向けに開発してみました。


信州上田産ということで、「真田家の赤備え」の赤です。六文銭も入れてみました(^_^)


オプションとして、EEPROM(1Mbit)を増設できます。SAVEファイル100~227の128個が使えるようになります。
(オプションパーツはEEPROM、R5、R6、C5、ROM切替スイッチ。不要な場合はこれらをはんだ付けする必要はありません)
ROM切替スイッチは、通常はONにして使用してください。IN3ポートを入出力に使いたい時はOFFにしてください。EEPROMが切り離されます。

回路図

基板データ

*同じ基板を2枚割り付けしています。
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。

(C) 2022 Shiro Saito (https://www.ichigoaman.jp)

材料

だいたい以下の順番ではんだ付けすると作りやすいです。

以下はEEPROMを使いたい人向けのオプションです。