SHIROのIchigoJam日記

マイコン「IchigoJam」(イチゴジャム)の電子工作とプログラミングをメインに

冥王星が惑星から除外

ここ数日話題になっていましたが、国際天文学連合IAU)の総会で、惑星の新定義が決定されました。
それによると、冥王星が惑星から矮惑星(わいわくせい)の区分になり、太陽系の惑星は「水金地火木土天海」の8個となります。

http://www.asahi.com/international/update/0824/028.html

昔、小学生時代は天文学が好きで、よく本を読んだり外に出て夜空を眺めたりしたものですが、最近はご無沙汰していて、僕の天文学の知識はその時代で止まっている部分が多くあります。
今回の「冥王星」騒動で改めてWikipedia国立天文台のページなどで調べたんですが、冥王星も含めた「海王星以遠天体」(TNO)は、1992年以降に何と1000個以上見つかってるんですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E7%8E%8B%E6%98%9F%E4%BB%A5%E9%81%A0%E5%A4%A9%E4%BD%93

特に2005年に発見された天体「2003UB313」は冥王星より大きく、この発見がIAUでの議論を加速させたようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/2003_UB313

「第10番惑星」っていうのはSFでよく扱われるテーマだったんですが、この新定義だと海王星以遠の天体は例え大きくても「矮惑星」になるので、「第10番惑星」はまずあり得ないことになります。

教科書や事典を作っている出版社は大わらわのようですが、学校の先生達も説明するのが大変だろうな…。