SHIROのIchigoJam日記

IchigoJamの電子工作とプログラミングをメインに

子どものみなさんへ:(2)自分で考えること

 前回の記事で、あなた自身を大切にして欲しい、という話を書きました。
 同じように、あなたが「自分で考えること」も大切にしてください。
 今は情報社会で、テレビやマスコミ、インターネット上には大量の情報があふれています。でもそれらをそのまま鵜呑みにしないで、自分で考えて判断してください。
 よく「みんな〜」「普通〜」「常識」などの言葉を使って、「みんなと違う」人の事を「おかしい」「ヘン」と言って、仲間外れやいじめにつながる事があります。
 しかし、「みんな」「普通」というのは心の幻想です。なぜなら、周囲の全員にアンケート調査をして、100%の回答が返ってきた訳ではないからです。
 それなのになぜ「みんな」「普通」と言うかというと、自分で判断できないから、あるいは自分で責任を取りたくないからです。ですから、「みんな」「普通」というのは無責任な言葉なのです。
 「みんなと一緒=正しい」ではありません。みんなと一緒だったら、少数派の人をいじめる権利がある訳でもありません。
 「〜だと私は思う」と、自分の判断と責任でものを言うことが大事です。
 こうした「自分で考えて判断する」という話は、テレビやマスコミにはなかなか出てきません。
 なぜなら、多くの消費者が「みんな〜」「普通〜」と考えて同じような行動を取ってくれた方が、テレビ局やスポンサー企業としては都合がいいからです。
 「クリスマスはカップルでデートだ」とみんなが行動してくれれば、その時期にカップル用の商品やサービスを売ればいいし、「子どもの入学にはこんな品物が必要だ」と宣伝した時に、みんながそのまま信じて買ってくれた方が商売が楽なのです。
 逆に、みんなが自分の判断でそれぞれ違う行動を取ってしまうと、いろいろな商品やサービスをバラバラに用意しなくてはいけないので、手間やコストがかかってしまうのです。
 テレビやマスコミも営利企業ですから、自分たちの商売に都合の悪いことは言いません。ですから、「テレビで言っていること=世の中の真実」と思ってはいけないのです。よくよく自分で考えて判断してください。
 これを読んでいる人の中には、「おかしい」「ヘン」などと言われて、悲しいいじめにあっている人もいるかもしれません。
 しかし、あなたはあなたであることに価値があります。「みんな」と違っていたっていいのです。自分の考えを持つこと、自分自身であることを大切にしてください。
 いじめは、いじめる側が100%悪いです。あなたが悪いわけではありません。それだけは自信を持ってください。