SHIROのIchigoJam日記

マイコン「IchigoJam」(イチゴジャム)の電子工作とプログラミングをメインに

子どもからの「ケータイについて一言」

 私が事務局をやっている十勇士クラブで、地元のガールスカウト長野県第5団の子ども達に、「マルチメディア集会」としてパソコンの使い方やホームページの作り方を教えることを何年もやっています。
 その中でここ2年ほど、シニアスカウト(中学生)/レンジャースカウト(高校生)の女の子達に、「メディアリテラシー講座」として携帯やネットの危険性や対策について説明してきました。
 3年目の今年は「ケータイについて一言」と銘打って、「携帯の問題について自分たちで考えて、それをホームページにしてみよう」という試みをしています。
 6/27に今年度の1回目のマルチメディア集会があり、残念ながら中高生は2人しか参加しなかったのですが、携帯の問題についていくつか考えてみました。そのページはこちら。
http://www.asama.or.jp/girl-N5/ac/multimedia/multi09/index.html
 大人からいろいろ言われるばかりでなくて、子ども達が自分で考えて「子どもからの意見」を情報発信するのが大事だと私は思います。
 携帯を使っている現役世代の子どもや若者の人達に、「私達は携帯についてこう考えている」「こうしたらいいと思う」という声をもっと上げていって欲しい、と私は思っています。
 残念ながら大人は、子どもが携帯を使う感覚をなかなか理解できなくて、「わからない」→「おかしい」→「禁止」とすぐ短絡的に否定してしまうのです。
 石川県議会が可決した「子どもに携帯を持たせない」条例も、そんな大人の感覚からの結果でしょう。
 大人もかつては子どもだった時があって、「大人はわかってくれない」などと思った経験もあるはずなんですが、どうも大人になると子どもの頃の感覚を忘れてしまうようです。
 今はネットという武器がありますから、「デジタルネイティブ」の子どもや若者の意見を、ぜひ情報発信していってください。
 頭の固い大人達に少しでも理解してもらうために。