既にDM20のレビュー記事などでも書かれていますが、カレンダー機能が改善されています。
DM10ではカレンダーは「表示するだけ」でしたが、DM20ではそこにスケジュールを書き込めるようになっています。
ポメラをスケジューラーとして使ってきた僕としては、書き込まれたスケジュールデータがどこへどのように記録されるのか、とても気になっていました。
実はポメラをUSBケーブルでパソコンへ接続すると、ドライブが3つ見えます。文書保存用の内蔵メモリ、microSD、そしてカレンダーのデータ用ドライブです。
ドライブの順番は以下のとおりです。
このカレンダーデータドライブの中に、「Pomera_memo」というフォルダがあり、その下に月毎のフォルダ(「200912」など)ができ、その中に「20091216.txt」などと年月日のファイル名のテキストファイルができます。階層で書くとこんな感じです。
- 内蔵メモリ(サイズ 89.9MB)
- カレンダーデータドライブ(16.7MB)
- microSD
ここでちょっと難点なのは、このカレンダーデータドライブがポメラからは直接(文書ドライブとして)見られないことです。カレンダー画面から各日の予定にアクセスすることしかできないので、例えば「今月の予定を一覧で見る」ことはできません。
- カレンダーデータドライブ
- \Pomera_memo
- \200912
- 20091201.txt
- 20091202.txt
- :
- \201001
- 20100101.txt
- 20100102.txt
- :
せっかく搭載されたカレンダー機能ですが、結局以前の日記に書いたように、自分で月毎のテキストファイルを作った方が使いやすいようです。
ただ、DM20では28000文字まで打てるので、スケジュール以外に日記も書き込めて、便利に使えそうです。