SHIROのIchigoJam日記

マイコン「IchigoJam」(イチゴジャム)の電子工作とプログラミングをメインに

講演会「子どもと携帯電話」

しばらく日記の間が空いてしまいました。すみません。
年度末のイベントやらで息詰まってました。

3月6日に、山形大学の加納寛子さんをお迎えして、講演会「子どもと携帯電話」を開催しました。
この分野の第一人者の方から、なかなか貴重なお話を聴けました。

  1. 日本で子どもと携帯・ネットの問題が起きているのは、携帯やネットの普及率・利用率が高いからではない。世界的に見て普及率・利用率が低く、情報リテラシー教育が遅れているからである。
  2. 学校・家庭・地域全体で、大人にも子どもにも情報リテラシー教育が必要である。パソコンや携帯の操作方法ではなく、ネットや携帯にどんな危険性があるのか、どんな使い方をすればいいのか、などを知ること。
  3. 子どもに対しては、携帯やネットを禁止しても問題を水面下に潜らせるだけ。発達段階に応じた利用や教育が必要。そのためには、保護者によるペアレンタルコントロール、子ども自身が利用状況をチェックする「ケータイポートフォリオ」などが有効。

やはり、子どもにいろいろ言うよりも、まずは私たち大人が勉強しないといけませんね。
長野県上田市周辺で、この問題について勉強したい方は、ぜひ「上田の情報教育を考える会」へお越しください。(^^)