SHIROのIchigoJam日記

マイコン「IchigoJam」(イチゴジャム)の電子工作とプログラミングをメインに

Ichigo64 2号機

以前「Ichigo64」(IchigoJam+IchigoDot)を作ったのですが、やはり入力がボタン1個だと制約が多いので、ジョイスティックを搭載した「Ichigo64 2号機」を作ってみました。

今回は汎用性を考えて(+楽をしたくて)、クガデンのIchigoJam互換機「IchigoJam EX」とIchigoDotを合体+一部改造して作りました。
IchigoDotはICの足を逆折りして全パーツをLEDマトリックス側に付け、両面基板のゲタを挟んで、IchigoJam EXのAB基板用スロットに亀の子で載せました。


(今回IchigoJam EXをベースにしたのは、このようにAB基板スロットにIchigoDotが載せられるほか、レギュレーターが大容量でマイコン2基分を動かせる、EEPROMがオンボードで付けられる、などが理由です)
その他に電源スイッチ部分も改造して、乾電池(単4×3本)とUSBシリアルの2電源切り替えにしています。

ジョイスティックの接続は、IchigoJam EXのファームウェアを1.1b5に更新して、以下のポートにつないでいます。

  • Sw=IN4
  • VRy(この2号機では横方向)=OUT1→ANA5に切り替えて接続
  • VRx(この2号機では縦方向)=OUT2→ANA6に切り替えて接続

こうするとIchigoJam側の接続ポートが、IN4・VCC・GND・OUT1・OUT2と5本連続になります。
VRx・VRyの接続はジョイスティックをどの向きで使うかにもよりますし、いずれ出るかもしれない「Ichigo64正式版」(?)ではジョイスティック接続の仕様がどうなるかわかりませんが。

ちなみにプラスチックケースは、iPhone 6s Plus用のキーボードが入っていた大きなケースを流用しました。
とりあえず起動ローダーと「15パズル」をジョイスティック対応にしてみましたが、特に15パズルは操作しやすくて楽しいです(^_^)
あとはUSBシリアルも内蔵して、microUSB端子だけ表に出るようにしたいです。そうすればフタを開けることが少なくなって便利です。