発売になったIchigoLatte正式版を購入して、さっそく工作してみました。
パッケージは箱形です。
基板の表面。IC・抵抗・コンデンサーなどのチップ部品はあらかじめ実装されています。
ICの上下に2つの「Latteキャンパス」があって、簡単な回路が作り込めるようになっています。
基板の裏面。2つのLatteキャンパスの間に+5V、GND、+3.3Vのパターンが引き出されています。回路作りに便利。
というわけでハンダ付け。上記のようにチップ部品はあらかじめ実装されているので、ハンダ付けする部品は少ないです。ほどなく完成。
さっそくLatteキャンパスを活かした工作を開始。
FacebookのIchigoJam-FANグループで、7セグメントLEDを載せて16進数を表示していた方がいたので、それを応用して、2進数&16進数学習機「Ichigo216」(イチゴにじゅうろく)を作りました。
上のキャンパスは4個の角形LEDで2進数表示(OUT8〜11で制御)、下のキャンパスは小型7セグメントLEDで16進数を表示します(OUT1〜7で制御)。
基板の裏側の配線はえらいことになっています(^_^;)
回路図はこちら。OUT10(IN3)端子だけプルアップが必要なのでプルアップ抵抗を付けています。
プレイ動画はこちら。
プログラムはこちら。ファームウェアをIchigoJamに書きかえて、BASICで作っています。
- プログラムを起動すると、選択メニューになります。ボタンを1回押すとモード1、2回押すとモード2を選択します。
- モード1はカウンターです。最初は「0」が表示されます。ボタンを押すと1ずつカウントアップします。15(2進数で「●●●●」、16進数で「F」)まで行くと、次は0に戻ります。
- モード2はルーレットです。最初は「0」が表示されます。ボタンを押すとルーレットが高速に回ります。もう1回押すとゆっくりになって止まります。再度ボタンを押すとくり返し回せます。
- そのまま選択メニューに戻らないので、戻るにはプログラムを再起動してください。
10 '*Ichigo216 20 CLV:CLO:SRND(ANA(2)) 30 FOR P=1 TO 11:OUT P,0:NEXT 40 LET [0],`0111111,`0000110,`1011011,`1001111,`1100110,`1101101,`1111101,`0100111 50 LET [8],`1111111,`1101111,`1110111,`1111100,`0111001,`1011110,`1111001,`1110001 60 IF BTN() CONT 70 GSB 540 80 BEEP 30,60 90 IF !BTN() CONT 100 GSB 180 110 '@SLOOP 120 IF BTN() GSB 180 130 IF TICK()<60 GOTO 110 140 BEEP 10,2:WAIT 8:BEEP 10,2 150 WAIT 60 160 IF N=1 GOTO 240 170 IF N=2 GOTO 340 180 '@INPUT1 190 N=N+1:IF N>2 N=1 200 GSB 520 210 IF BTN() CONT 220 CLT:RTN 230 ' 240 '@COUNTER 250 N=0:GSB 540 260 '@CLOOP 270 IF !BTN() CONT 280 N=N+1 290 IF N>15 N=0 300 GSB 520 310 WAIT 30 320 GOTO 260 330 ' 340 '@ROULETTE 350 N=0:GSB 540 360 '@RLOOP 370 IF !BTN() CONT 380 IF BTN() CONT 390 '@RLOOP1 400 N=RND(16) 410 GSB 520 420 WAIT 5 430 IF !BTN() GOTO 390 440 FOR I=1 TO 5 450 N=RND(16) 460 GSB 520 470 WAIT 15 480 NEXT 490 WAIT 30 500 GOTO 360 510 ' 520 '@PRTN 530 BEEP 10,2 540 '@PRTN1 550 OUT N*128+[N] 560 RTN