IchigoJam RPiの速度を活かして、いわゆるバーサライタ(POV)を作ってみました。
一列に並べた7個のLEDをタイミングを合わせて光らせて、全体を振ると残像効果で絵や文字が見えます。
マイコンは小型のRaspberry Pi Zero Wを使いました。
LEDを並べた拡張基板と、モバイルバッテリを接続します。
回路図はこちら。OUT1〜7に7個のLED、IN1にセレクトボタンをつないでいます。
動かしてみた動画はこちら。
IchigoJamボードでは速度が足りなくてPOVは難しいのですが、ラズパイ版ではそれなりに見えます。
(なかなか見えないのは撮影がヘタだから…笑)
プログラムはこちら。
スロット0にセレクターを入れて、3種類のパターンプログラムを選びます。
セレクター(スロット0)
10 '*POV Selecter 20 VIDEO 0:OUT 7,0:CLV 30 '@LOOP 40 OUT 1<<N 50 CLT 60 '@INBTN 70 IF !IN(1) LRUN N+1 80 IF TICK()<60 GOTO 60 90 N=N+1:IF N>2 N=0 100 GOTO 30
ハート(スロット1)
10 '*POV Heart 20 VIDEO 0 30 W=20 40 LET [0],#04,#0E,#1E,#3C,#1E,#0E,#04,0 50 '@LOOP 60 FOR I=0 TO 7 70 OUT [I] 80 FOR T=1 TO W:NEXT 90 NEXT 100 GOTO 50
雪マーク(スロット2)
10 '*POV Snow 20 VIDEO 0 30 W=20 40 LET [0],0,#22,#14,#7F,#14,#22,0,0 50 '@LOOP 60 FOR I=0 TO 7 70 OUT [I] 80 FOR T=1 TO W:NEXT 90 NEXT 100 GOTO 50
IchigoJamロゴ(スロット3)
10 '*POV Logo 20 VIDEO 0 30 W=20 40 LET [0],#5F,#40,#5C,#54,#54,#40,#5F,#44,#5C,#40,#5D,#00,#5C,#54,#7C,#00 50 LET [16],#5C,#54,#5C,#40,#50,#50,#5F,#40,#5C,#54,#5C,#50,#44,#5C,#44,#5C 60 LET [32],#44,#5C,0 70 '@LOOP 80 FOR I=0 TO 35 90 OUT [I] 100 FOR T=1 TO W:NEXT 110 NEXT 120 GOTO 70
※Raspberry Pi 3などの高速なマイコンで動かす時は、30行のWの値を大きくしてください。そうしないと、相当速く腕を振らないと読めません(笑)