これまでいろいろ工作してきて、「やっぱり自分で基板を作りたい」と思い、遅まきながら基板CADソフト「Eagle」を勉強。
LEDを8個載せたシールド基板「8LED Shield」を設計しました。
参考書はこちら。わかりやすくていい本でした。
基礎からのプリント基板製作―Autodeskの基板設計ソフト「EAGLE」を使う (I・O BOOKS)
- 作者: 佐倉正幸
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2017/05/01
- メディア: 単行本
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基板製作はFusion PCBへ発注。春節休みを挟んでいたので、結構時間がかかりました。
さっそく組み立てて、無事に動作しました(^_^) やっぱり専用基板は楽に作れますね。
1枚目は黄色LEDを8個並べた「通常バージョン」。
2枚目はLEDを青黄赤・青黄赤・赤青の順で並べた「信号機バージョン」。
Lチカで遊ぶも良し、信号機のプログラムを学ぶも良し、POVに挑戦するも良し。
いろいろな教材になりそうな基板です。
プログラム
バーサライタ(POV)でハート形を表示するプログラム。IchigoJamを左右に振って見てください。
10 '*POV Heart 20 CLV:OUT 8,0 30 [0]=`00001110 40 [1]=`00011111 50 [2]=`00111111 60 [3]=`01111110 70 [4]=`11111100 80 [5]=`01111110 90 [6]=`00111111 100 [7]=`00011111 110 [8]=`00001110 120 L=9 130 FOR I=0 TO L 140 OUT [I] 150 NEXT 160 GOTO 130
信号機プログラム。
10 CLV:OUT 0:OUT 8,0 20 OUT 1,1 30 OUT 6,1 40 OUT 7,1 50 WAIT 300 60 OUT 1,0 70 OUT 2,1 80 WAIT 120 90 OUT 2,0 100 OUT 3,1 110 WAIT 120 120 OUT 6,0 130 OUT 4,1 140 OUT 7,0 150 OUT 8,1 160 WAIT 300 170 FOR I=1 TO 3 180 OUT 8,1 190 WAIT 30 200 OUT 8,0 210 WAIT 30 220 NEXT 230 OUT 7,1 240 WAIT 120 250 OUT 4,0 260 OUT 5,1 270 WAIT 120 280 OUT 5,0 290 OUT 6,1 300 WAIT 120 310 OUT 3,0 320 GOTO 20
※IchigoJam起動直後に、LED8が薄暗く光ることがあります。「OUT 8,0」で一度ゼロクリアすると消えます。これらのプログラムでも、最初に「OUT 8,0」で消灯しています。
基板データ
*この基板ガーバーデータは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2018 Shiro Saito (http://d.hatena.ne.jp/shiro0922/)
このファイルをそのままFusion PCBで登録すれば、基板を発注できます。
製造パラメータは以下の設定にしました。
寸法 - 32mm×47mm
表面処理 - HASL(有鉛半田レベラー)
銅箔厚 - 1oz.
最小穴径 - 0.3mm
レジスト色 - 緑
層数 - 二層
板厚 - 1.6mm
表面処理は、気にする方は無鉛半田にした方がいいかもしれません。(価格は上がりますが)
レジスト色はお好みで。