ビンゴゲーム用の拡張基板「BingoJam」を作ってみました。7セグメントLED×2個で、2桁の数字を表示します。
数字の1の位をOUT1~4、10の位をOUT5~8で、それぞれ指定します。
OUT (10の位の数字)*16+(1の位の数字)
デコーダーIC・4511で、7セグメントLEDの表示出力へ変換します。
もちろんプログラム次第で、ビンゴ以外にも使えます。
基板データ
*この基板ガーバーデータは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2019 Shiro Saito (https://www.ichigojaman.jp)
材料
このリストの上から順に、基板にはんだ付けするとやりやすいでしょう。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 330Ω (100本入)
- 7セグメントドライバ(7セグメントデコーダ) TC4511BP
- 高輝度赤7セグメントLED表示器OSL10561-LRA カソードコモン
- ※写真のLEDとは別の品ですが、かなり高輝度なのでこちらをお勧めします。
- ピンヘッダ 1×40 (40P)
- 圧電スピーカー(圧電サウンダ)(13mm)PKM13EPYH4000-A0
プログラム
- IchigoJamのボタンを押すと、ビンゴが回って1~75の数字が1個ずつ表示されます。ビンゴなので一度出た数字は出ません。
- ボタンを1秒長押しするとレビューモードになります。ボタンを押すと、これまで出た数字が1個ずつ表示されます。全て表示すると通常モードに戻ります。
10 @ARUN:'*BingoJam 20 CLV:OUT 0:OUT 8,0 30 @SHOOT 40 IF !BTN() GOTO @SHOOT 50 IF !S SRND ANA(2)+TICK() 60 CLT 70 @PUSH 80 IF TICK()>60 GSB @REVIEW:GOTO @SHOOT 90 IF BTN() GOTO @PUSH 100 W=5:FOR I=1 TO 10:GSB @SHN:NEXT 110 W=20:FOR I=1 TO 5:GSB @SHN:NEXT 120 [N]=1:S=S+1 130 IF S<75 GOTO @SHOOT 140 END 150 @SHN 160 N=RND(75)+1 170 IF [N] GOTO @SHN 180 BEEP 10,2 190 OUT N/10*16+N%10 200 WAIT W 210 RTN 220 @REVIEW 230 N=0 240 @REVLOOP 250 P=1:N=N+1 260 IF N>75 BEEP 30,30:WAIT 60:OUT 0:RTN 270 IF ![N] GOTO @REVLOOP 280 BEEP 30,2 290 OUT N/10*16+N%10 300 @REVB 310 IF !BTN() P=0 320 IF BTN() && P=0 GOTO @REVLOOP 330 GOTO @REVB
レビューモードを無くせばもっと簡単なプログラムになります。
基板の電子工作も含めて、子ども向け教室のネタにいかがでしょうか。
シンプル版ビンゴ
レビューモードを無くしてシンプルにしたバージョンです。
10 @ARUN:'*Bingo 20 CLV:OUT 0:OUT 8,0 30 @SHOOT 40 IF !BTN() CONT 50 IF !S SRND ANA(2)+TICK() 60 W=5 70 FOR I=1 TO 10 80 GSB @SHN 90 NEXT 100 W=20 110 FOR I=1 TO 5 120 GSB @SHN 130 NEXT 140 [N]=1:S=S+1 150 IF S<75 GOTO @SHOOT 160 END 170 @SHN 180 N=RND(75)+1 190 IF [N] GOTO @SHN 200 BEEP 10,2 210 OUT N/10*16+N%10 220 WAIT W 230 RTN