
ロジックICで組んだデジタル時計です。
- 7セグメントLED×4個で、時:分を表示します。
- 「SET-M」「SET-H」の2つのボタンで、時刻合わせができます。
なるべく部品数を減らして、子ども向け工作教室でも作れるネタを目指しました。
回路図


ロジックICのデジタル時計は、ネット上にいろいろな作例が出ているので参考にしました。ちなみに今回の回路は、こちらの回路を元に、一部を改造しています。
原クロック信号
32.768KHzのクリスタルの信号を、14ステージカウンタ・74HC4060で16,384分周して、2Hz(1秒に2回)の原クロック信号を生成しています。よくあるデジタル時計のクロック回路です。
秒カウント
参照元の回路では秒も表示しているのですが、部品数を減らすために秒表示は省略。
その代わりにバイナリカウンタ・4520を使って、2Hzの原クロックを120カウントして60秒=1分を計っています。
抵抗とダイオードで組んだANDゲートを通して、64+32+16+8=120カウントした時に4520をリセットして、分表示の4026へ桁上がり信号を送ります。
分表示・時表示
1分ごとの桁上がり信号を、7セグメント出力カウンタ・4026へ入力して、分と時を表示しています。
分表示では、やはり抵抗とダイオードで組んだANDゲートを通して、60分になった瞬間に分表示の4026×2個をリセットして00分にして、時表示の4026へ桁上がり信号を送ります。
時表示では、24時になった瞬間に4026×2個をリセットして00時に戻しています。
基板データ

- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(100×80mm)
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。

(C) 2026 Shiro Saito (https://www.ichigoaman.jp)
材料
以下の順番でハンダ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W10MΩ R1
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W470kΩ R2
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W10kΩ R3,R4
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W1kΩ R5
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W100kΩ R6,R7,R8
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W200Ω R9
- 汎用整流用ダイオード 1000V1A 1N4007 D1~D10
- スライドスイッチ 1回路2接点 基板用 横向き POWER
- ICソケット (16P) ×6個
- クリスタル(水晶発振子) 32.768kHz X1
- 積層セラミックコンデンサー 27pF50V C0G 5mm C2,C3
- こちらの共立電子の品が500個入りでお得です。
- 絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサー 1000pF50V±5%2.54mm C4
- 積層セラミックコンデンサー 0.1μF50V X7R 2.54mm C5
- 絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサー 10μF16V5mmピッチ C1
- タクトスイッチ(白色) ×2個
- タクトスイッチの色はお好みで。
- 緑色7セグメントLED表示器OSL10561-LG(カソードコモン) ×4個
- LEDの色はお好みですが、この緑色LEDが明るくて見やすいです。
- 電池ボックス 単4×3本 リード線
以下のICをソケットにはめます。
- 14ステージバイナリカウンター(発振回路内蔵) TC74HC4060AP
- 4ビットバイナリカウンター TC4520BP
- 10 個 CD4026BE CD4026 4026 DIP-16 (amazon) ×4個
- amazonでいくつか出品されています。AliExpressでも出ています。
IchigoJamプログラム版

IchigoJam BASICのプログラムでもデジタル時計を作ってみました。
普通に数字を表示するだけでは面白くないので、8倍角で表示しています。
IchigoJamも今日で祝!12周年ですが、これからもプログラミングに、電子工作に、楽しませていただきたいと思います。
10 '*CLOCK 20 CLV:CLS:CLT 30 H=12:M=0 40 @LOOP 50 GSB @PRTHM 60 WAIT 15 70 IF TICK()>=3600 CLT:M=M+1 80 M=M-BTN(31)+BTN(30) 90 IF M<0 M=59 100 IF M>59 M=0:H=H+1 110 H=H-BTN(28)+BTN(29) 120 IF H<0 H=23 130 IF H>23 H=0 140 GOTO @LOOP 150 @PRTHM 160 N=H/10:X=0 170 GSB @PRTN 180 N=H%10:X=7 190 GSB @PRTN 200 X=15 210 P=TICK()%60 220 LC X,9:?CHR$(P<30) 230 LC X,13:?CHR$(P<30) 240 N=M/10:X=17 250 GSB @PRTN 260 N=M%10:X=24 270 GSB @PRTN 280 RTN 290 @PRTN 300 A=48+N 310 FOR I=0 TO 6 320 D=PEEK(A*8+I):V=#A00+X+I*32:B=128 330 FOR J=0 TO 5 340 POKE V+J,D&B>0 350 B=B>>1 360 NEXT 370 NEXT 380 RTN
30行目のHとMの値を変えると、最初の時:分が変わります。
上下左右のカーソルキーで、時:分合わせができます。