SHIROのIchigoJam日記

マイコン「IchigoJam」(イチゴジャム)の電子工作とプログラミングをメインに

Ichigojam Pの画面をTVで映す&キャプチャーする

IchigoJamの新製品「IchigoJam P」のビデオ出力について。
先日の記事で書いたように、IchigoJam Pのビデオ出力はDVI-D端子に変わりました。

TVに映すには?

PCモニタへつなぐにはそのままDVI-Dケーブルで良いのですが、一般的なTVに映すにはHDMIに変換したい所です。
DVI-HDMI変換ケーブルを試してみました。
※「双方向」の製品を選んでください。

その結果、ちゃんと映りました\(^_^)/

画面をキャプチャーするには?

プレイ動画などを作るには、このHDMI映像をキャプチャーする必要があります。
これまでIchigoJamを使ってきた方は、コンポジット(黄色い端子)のビデオキャプチャー機器を持っていると思います。例えばこちら。

これにつなぐには、HDMI信号をダウンコンバーターでコンポジット信号に変換すればいいのですが、例えばこちらの製品があります。これを使って、IchigoJam PのDVI出力→HDMI変換→ダウンコンバーターでコンポジット変換→アナログキャプチャーした静止画がこちら。
一度アナログ信号に変換されているので、どうしてもエッジがボケてしまいます。

キャプチャーして静止画/動画を作るには、GV-USB2付属の再生ソフトを使っても良いですし、フリーの配信ソフト「OBS Studio」などを使っても良いです。

zoomなどのオンラインミーティングソフトを使って、録画する手もあります。

HDMIキャプチャー

キャプチャー画像のボケを防ぐには、HDMI映像をデジタル信号のままキャプチャーする必要があります。
HDMIキャプチャー機器は以前はかなり高価だったのですが、最近は安価な物も出てきています。例えばこちら。


PCのUSB 3.0ポートに差すと、ドライバ無しで動作します。
OBS Studioからは「USB 3.0 Capture」というデバイス名で見えます。

この製品を使って、IchigoJam PのDVI出力→HDMI変換→HDMIキャプチャーした画面がこちら。
デジタル信号のままキャプチャーするので、くっきりはっきりした綺麗な画面が撮れます。