SHIROのIchigoJam日記

マイコン「IchigoJam」(イチゴジャム)の電子工作とプログラミングをメインに

日本縦断の旅6日目(2023/1/2)

Facebookに過去に書いたものの再録です。



今日は島根県出雲市駅からスタート。
今日の目標は九州上陸、博多です。

朝ごはんですが、駅そばが10時開店で入れないので、昨晩もお世話になったすき家で朝定食。
みそ汁を豚汁に替えたので、また八幡屋礒五郎の七味を投入。美味かったです。
島根県で活躍する八幡屋礒五郎(^_^)

【35本目:出雲市8:02-益田11:19】
山陰本線を西へ向かいます。3時間のロングラン列車。

上の架線は次の西出雲駅の操車場まで。この先は非電化です。

山陰本線の西半分は、日本海の海岸線がずっと続く絶景路線です。
非電化で架線や架線柱が無いので、海の景色を堪能できます。
(海無し県の長野県人は海を見るだけで興奮する 笑)


大田市駅。「おおだ」と濁って読みます。
石見銀山遺跡の最寄り駅。「行くと期待外れの世界遺産」と密かに言われていますが(^_^;、一度行ってみたいです。

沿線の家は赤い瓦屋根が多いです。「石州瓦」という雪に強い瓦で、中国地方で広く使われています。
※石州(せきしゅう)=石見の国(島根県の西半分)

空が晴れてきて、海も綺麗になってきました。

浜田駅に到着。特急通過待ちで何と24分停車。

せっかくなので降りて外へ出てみます。

駅前に石見神楽のモニュメント。ちょうど10時の時報なのか、人形や竜の首が動いて、神楽が流れています。

浜田駅の時刻表。1時間に1〜2本。1時間列車が来ない時間帯もあります。

追い抜かしていく特急スーパーまつかぜ号。気動車ですが時速120kmで飛ばす快速特急です。

折居駅。すぐ向こうは海。

そろそろ益田。向こうに見える島は高島。最盛期には120人余りが住んでいたそうですが、現在は無人島。

【36本目:益田11:23-山口13:12】
この先の山陰本線は接続が悪いので、山口線で南下して瀬戸内側へ出ます。
4分乗り換えでしたが、ホーム向かい側の対面だったので楽でした。
山陰お馴染みの赤いタラコ列車。

これまでと一転して、山の中に入っていきます。


津和野に到着。山間の盆地に広がる古い街並みが有名な「山陰の小京都」。私も以前に観光しました。ここで観光客がかなり降りていきました。
鉄道ファンには新山口からここまで走る「SLやまぐち号」が有名で、先ほど転車台もあったのですが、撮る間も無く通り過ぎてしまいました…

列車は山口県へ入りました。ところどころ雪もありますが、畑にはキャベツや大根などが育っています。南へ来ましたね…

【37本目:山口13:16-新山口13:39】
タラコ列車からタラコ列車へ対面乗り換え。

湯田温泉駅山口県で屈指の温泉街です。

新山口駅に到着。
恐らくICカード対応の改札機の設置工事中。

山陽新幹線も乗り入れる大きな駅です。

SLやまぐち号の広告

乗り継ぎ時間が30分あるので、遅い昼御飯に駅そば。八幡屋礒五郎の七味で食します。
私は駅そばはたいがい天ぷらそばを頼むのですが、天ぷらも各地で違いがあって、海の傍では海老天や小海老が入ったかき揚げ、山間では野菜やキノコがたっぷり入ったかき揚げが楽しめます。

【38本目:新山口14:07-長府14:59】
ここからは山陽本線。瀬戸内レモンイエローの下関行きです。

車内の路線図。この辺りは山陽本線は内陸側、海際は宇部線小野田線が走ります。路線がちょっと入り組んでいます。

このまま下関まで乗っていけば九州へすぐ入れるのですが、あえて3駅手前の長府で下車。
ここも自動改札機の工事中。現在ICカード対応は徳山までですが、近いうちに下関まで対応するのかも。

長府駅

長府からは下関行きのバスに乗ります。
注意としては、バス停が駅から少し離れた国道2号線沿いにあります。

国道2号線の看板。ついに北九州の文字が!(^_^)

サンデン交通のバスに乗るのですが、バス停にあるQRコードを読み取ると、バスがどこまで来ているかブラウザで見られます。やるな!


【39本目:長府駅前15:22-御裳川15:39 サンデン交通バス】
今回の日本縦断で初めてのバス乗車。

御裳川(みもすそがわ)バス停で下車。支払いはモバイルSUICAが使えました。

ついに来ました関門海峡
上を走るのは高速道路の関門橋。向こう岸は九州です!

海に向かって並ぶ長州砲。

本物の長州砲(復元)はこちら。


長州砲、100円入れると何と動くらしい。

動かしてみました。「こいつ、動くぞ!」

幕末より遥か昔の1185年、壇ノ浦の合戦・平家滅亡の地としても知られています。

源義経平知盛の像


「みもすそ川」が出てきます。

ここからは関門トンネル人道で、海底を歩いて九州へ渡れます!
来るのは多分3回目ですが、こんなに観光客がいるのは初めて見た…

人間は無料、自転車・バイクは20円。
(運転はできず、押して歩かないといけません)

エレベーターで地下へ降ります。

案内図。トンネルの距離は780m。


トンネルはこちら。この先は北九州市の門司です。

トンネル内の県境。ついに九州上陸!(^_^)

トンネル口の門司側。

再びエレベーターに乗って地上へ出ます。
いや〜、トンネル内も観光客でいっぱいでした。
(自分もその1人)

向こうの本州から歩いて来ました!

人道出口から関門海峡沿いに東へ回って、和布刈(めかり)公園。

かつて関門トンネルを走っていた電気機関車EF30が展示。トンネル内の海水での錆を防ぐためにステンレスの車体になっています。

案内

この公園からは観光トロッコ列車が走っていて、それに期待していたのですが、動いていませんでした…(^_^;)

カレンダーによると、明日・明後日の土日は運行しているようです。

かつての貨物線を利用して運行されています。

門司港駅方面

【40本目:和布刈17:02-門司港駅前17:17 西鉄バス
仕方ないので、しばらく待ってバスに乗車。

門司港駅に到着。かつて九州の玄関口として建てられた立派な駅舎が、今でも現役で使われています。これは本当にスゴい!

エントランス

みどりの窓口

切符売り場

待合室

2階の旧貴賓室

改札口

連絡船桟橋につながる通路。
関門鉄道トンネルが開通するまでは、下関と船で行き来していました。

【41本目:門司港17:36-小倉17:50】
レトロな駅名標を見ながら発車。

JR九州の車両は、外装・内装ともデザインがカッコいいです。

小倉駅に到着。
門司港駅と打ってかわって近未来的な駅舎。モノレールが駅ビルを貫通しています。

【42本目:小倉18:13-博多19:19 快速】
快速羽犬塚行きで、いよいよ博多へ向かいます。

博多に着きました!
さすが九州一の大都会。イルミネーションが派手です。
今日の移動はここまで。

夕御飯ですが、やっぱり博多ラーメンだろうと思って、駅地下街へ潜って、お馴染みの一蘭へ。

シンプルなとんこつラーメン。美味いです(^_^)
ちなみに入口でかなり行列しました。
(他の店はまだ閉まっている所が多いので仕方ない)
iPhoneでこの先の予定を検索したりして待ったので、それほど苦ではありませんでした。

ホテルに入って、今日はこれで終了です。
明日の目標は、九州を縦断して、いよいよ終点・枕崎です!