LED内蔵のタクトスイッチを4個並べた、IchigoJam用拡張基板です。
もぐらたたきやサイモン(記憶ゲーム)など、アイデア次第でいろいろ遊べます。
紹介動画はこちら。
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回路図
4個のLED内蔵タクトスイッチ(ボタン)を各ポートにつないでいます。つなぎ方は以下のとおりです。
LED点灯 | ボタン入力 | |
---|---|---|
ボタン3 | OUT3 | IN3 |
ボタン4 | OUT4 | IN4 |
ボタン5 | OUT5 | IN5(OUT1) |
ボタン6 | OUT6 | IN6(OUT2) |
入力も出力もポート3~6と揃えて、わかりやすくしています(^_^)
なお、ボタン入力はプルアップで使います。
(押されていない=入力値が「1」、押された=入力値が「0」)
プログラムの初期設定で、各ポートをプルアップにしておいてください。
OUT 10,-2:OUT 11,-2:OUT 1,-2:OUT 2,-2
基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(98×69mm)
*同じ基板を3枚並べて配置しています。
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2025 Shiro Saito (https://www.ichigoaman.jp)
材料
だいたい以下の順番ではんだ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W2.4kΩ R1
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W100Ω R3,R4
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W330Ω R5,R6
- ★12x12★LED付きタクトスイッチ ATD-12X12LED (aitendo) ×4個
- 青(ボタン3)、緑(ボタン4)、黄(ボタン5)、赤(ボタン6)の4色を使って下さい。電流制限抵抗(R3~R6)をそれに合わせてあります。
- ピンヘッダー 1×40 (40P) ※14ピン×2本にカット
プログラム
テストプログラム
ボタン3,4,5,6の順番にLEDが点灯するので、ボタンを押して次に進んでください。
10 CLV:OUT 0 20 OUT 10,-2:OUT 11,-2:OUT 1,-2:OUT 2,-2 100 FOR P=3 TO 6 110 OUT P,1 120 IF IN(P) CONT 130 OUT P,0 140 NEXT
もぐらたたき
テストプログラムを改造して作ります。
LEDが光ったボタンを押してください。もぐらの動きがだんだん速くなり、押すのが間に合わないとゲームオーバーです。
10 CLV:OUT 0 20 OUT 10,-2:OUT 11,-2:OUT 1,-2:OUT 2,-2 30 W=62:WAIT 60 100 P=RND(4)+3:W=W-2 110 OUT P,1 115 CLT 120 IF IN(P) CONT 130 OUT P,0 140 IF TICK()<W BEEP:S=S+1:?S:GOTO 100 150 BEEP 30,30
サイモン(記憶ゲーム)
起動すると、LEDのどれかがランダムに光ります。そのボタンを押します。
次は出題が1個増えて、LEDが2個光ります。そのとおりに押します。
出題が1個ずつ増えていくので、正確にその順番で押してください。間違えるとゲームオーバーです。
10 '*SIMON 20 CLV:SRND TICK():OUT 0 30 OUT 10,-2:OUT 11,-2:OUT 1,-2:OUT 2,-2 40 LET [93],"C","E","G","<C" 50 WAIT 60 60 @QUEST 70 M=M+1:?M 80 [M]=RND(4)+3 90 FOR I=1 TO M 100 N=[I] 110 OUT N,1 120 PLAY [90+N]:WAIT 30 130 OUT N,0 140 NEXT 150 A=0 160 @ALOOP 170 N=0 180 FOR P=3 TO 6 190 IF IN(P)=0 N=P 200 NEXT 210 IF N=0 GOTO @ALOOP 220 A=A+1 230 IF N!=[A] OUT 60:BEEP 30,60:END 240 OUT N,1 250 PLAY [90+N]:WAIT 30 260 OUT N,0 270 IF A<M GOTO @ALOOP 280 WAIT 60 290 GOTO @QUEST