以前作ったLEDイチゴ基板・自動版
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を元に、ハート形ペンダント基板を作りました。
8個のLEDがランダムに光ります。回路はLEDイチゴ基板と同じですが、ICを表面実装品に、電源をボタン電池にして小型化しました。
今回は白基板に赤LED、赤基板に黄LEDの組み合わせで作ってみました。
動かしてみた動画はこちら。
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回路図はこちら。
イチゴ基板と同じく、シュミットトリガインバーター7414を使った発振回路×3で、シフトレジスタ74HC595を制御しています。
シフトクロック(SCLK)に約100Hz、シリアル入力(SER)に約3kHzの信号を入力して、ランダムな点灯パターンを作ります。信号が微妙に揺らぐので、時間が経つに連れて新しいパターンが出てきます。
ラッチクロック(RCLK)に約1Hzの信号を入れて、約1秒ごとにパターンを転送出力して、8個のLEDをランダムに点灯させます。
基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(50×43mm)
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2022 Shiro Saito (https://www.ichigoaman.jp)
材料
以下の順番でハンダ付けすると作りやすいです。
- 8ビットシフトレジスタ TC74HC595AF
- 3回路シュミットトリガインバータ TC7W14FU(5個入)
- 基板の小型化のため、2個のICは表面実装品を使っています。子ども向け教室では、スタッフ側であらかじめはんだ付けしておいて、ハーフキットとして渡すといいでしょう。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W100kΩ (100本入) R1
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W330Ω (100本入) R2
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W10kΩ (100本入) R3
- 絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサー 10μF25V5mmピッチ (10個入) ×2本 C0、C1
- 絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサー 0.01μF50V±10% (10個入) ×2本 C2、C3
- スライドスイッチ 1回路2接点 基板用 横向き
- 抵抗内蔵3mmLED 5V 赤色 OSR5JA3134A-5V (10個入)
- LEDは色や個数を好みで変えて構いません。
- ボタン電池基板取付用ホルダー(金属フレーム) CR2032用
- 基板の裏側にはんだ付けします。
- (1)3個ある内の中央のパッド(マイナス極)に、ハンダを融かして載せて少し盛り上げます。
- (2)電池ホルダーを載せて、ビニールテープで固定します。
- (3)左右のパッド(プラス極)をはんだ付けします。
- はんだ付けすると電池ホルダーが熱くなるので、指を火傷しないように注意してください。
- リチウム電池 CR2032 ゴールデンパワー製 (5個入)