以前作ったクリスマスツリー基板の形を変えて、イチゴ形にしてみました。これでオールシーズン使えます(^_^)
IchigoJam/IchigoDakeに差してプログラムで光らせる「プログラム版」と、電子回路のみで自動で光る「自動版」の2種類があります。
LEDイチゴ基板・プログラム版
※以前作ったクリスマスツリーバージョンはこちら。
www.ichigojaman.jp
回路図はこちら。
3bit-8bitデコーダーIC・74HC238を使って、8個のLEDを簡単なプログラムで光らせることができます。
「OUT 0」で0番のLED、「OUT 1」で1番のLED…「OUT 7」で7番のLEDが光ります。「OUT 8」で全てのLEDが消えます。
基本的に1個のLEDしか光りませんが、後述のようにプログラムでダイナミック点灯させれば、複数のLEDが光っているように見せられます。
基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(75×50mm)
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2022 Shiro Saito (https://www.ichigojaman.jp)
材料
以下の順番ではんだ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W330Ω (100本入) ×8本
- ピンヘッダ (オスL型) 1×40 (40P) 14ピン分
- 3to8 ラインデコーダ CD74HC238E
- 3mm緑色LED 525nm 70度 OSG5TA3Z74A ×3個
- 3mm黄色LED 590nm 70度 OSY5JA3Z74A ×5個
- LEDはヘタの3個を緑色、実の5個を黄色にしていますが、色や個数を好みで変えて構いません。工作教室などで多数作る場合は100個入り袋で購入すると割安です。光が散るスモークタイプのLEDの方が綺麗に見えます。
プログラム
ランダム点灯
0~7のLEDが1個ずつランダムに光ります。
10 OUT RND(8) 20 WAIT 60 30 GOTO 10
ダイナミック点灯
0~7の8個のLEDを高速に切り替えて光らせて、全部同時に光っているように見せます。
10 VIDEO 0 20 FOR L=0 TO 7 30 OUT L 40 NEXT 50 GOTO 20
ルーレット
実行すると、0~7のLEDがランダムに光って止まります。
スペースキーを押すともう一度回ります。
10 FOR I=1 TO 10 20 BEEP 10,2 30 OUT RND(8) 40 WAIT 6 50 NEXT 60 IF !BTN(32) CONT 70 GOTO 10
LEDイチゴ基板・自動版
※以前作ったクリスマスツリーバージョンはこちら。
www.ichigojaman.jp
回路図はこちら。
シュミットトリガインバーター7414を使った発振回路×3で、シフトレジスタ74HC595を制御しています。
シフトクロック(SCLK)に約100Hz、シリアル入力(SER)に約3kHzの信号を入力して、ランダムな点灯パターンを作ります。信号が微妙に揺らぐので、時間が経つに連れて新しいパターンが出てきます。
ラッチクロック(RCLK)に約1Hzの信号を入れて、約1秒ごとにパターンを転送出力して、8個のLEDをランダムに点灯させます。
基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(84×50mm)
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2022 Shiro Saito (https://www.ichigojaman.jp)
材料
以下の順番でハンダ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W330Ω (100本入) ×9本 R0~R7、R9
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W10kΩ (100本入) R10
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W100kΩ (100本入) R8
- 絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサー 10μF25V5mmピッチ (10個入) ×2本 C0、C1
- 絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサー 0.01μF50V±10% (10個入) ×2本 C2、C3
- 8ビットシフトレジスタ U74HC595AG-D16-T
- 6回路シュミットトリガインバータ U74HC14L-D14-T
- スライドスイッチ 1回路2接点 基板用 横向き
- 3mm緑色LED 525nm 70度 OSG5TA3Z74A ×3個
- 3mm黄色LED 590nm 70度 OSY5JA3Z74A ×5個
- LEDはヘタの3個を緑色、実の5個を黄色にしていますが、色や個数を好みで変えて構いません。工作教室などで多数作る場合は100個入り袋で購入すると割安です。光が散るスモークタイプのLEDの方が綺麗に見えます。
- 電池ボックス 単4×2本 リード線
- 電池を入れてスイッチをONにして、LEDがランダムに点灯するのを確認したら、電池ケースを両面テープで基板の裏に貼り付けます。基板の下の方に電池ボックスを付けると、基板を立てて置けるようになります。