共立電子で特価200円で売っていた赤色回転灯(パトライト)を購入。
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IchigoJam+ブレッドボード回路で回してみました。
コネクタに合う接続ケーブルを用意するのが面倒だったので、コネクタをニッパで破壊。端子に単芯線をはんだ付けしました。
各端子の信号は上のとおり。ライトは豆電球なので、24V電源(黄色)はどちらが+/-でも良いです。
制御ボード回路図
ACアダプタから赤ライトを点灯させる24V電源と、レギュレータを介してモーターの12V電源を供給。
モーター12V電源ラインは後述の動作手順から、IchigoJamのOUT1出力+フォトカプラ(TLP241A)でON/OFF制御しています。
モーター回転を制御するPWM信号は、IchigoJamのOUT2から入力します。
簡単な回路なので、ブレッドボードで十分組めます。
材料
- ブレッドボード用2.1mm標準DCジャックDIP化キット
- 12W級ACアダプター24V0.5A LTE10UW-S4-BSA1
- 三端子レギュレーター 12V1.5A NJM7812FA
- フォトカプラー フォトリレー 40V2A TLP241A(F(O
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W100Ω
- 電源用電解コンデンサー100μF35V105℃ ルビコンZLH ×2本
- 積層セラミックコンデンサー 0.1μF50V X7R 2.54mm
- 汎用整流用ダイオード 1000V1A 1N4007
- 耐熱通信機器用ビニル電線 2m×10色 導体径0.65mm 単芯
- 赤色回転灯コネクタへの配線、ブレッドボードへの配線などに便利です。
- ブレッドボード BB-801
- ブレッドボード・ジャンパーワイヤ 14種類×5本
プログラム
赤色回転灯に同梱されたペーパーに書かれていますが、動かすには以下の手順が必要です。
- 赤ライトを点灯させる24V電源をON。
- モーターの12V電源をON。(回転を止めた後に再び回転させるには、一度OFFして再投入が必要)
- 2.から0.5秒以内に、モーター回転制御のPWM信号を入力。
なお、PWM信号は15kHz~25kHz程度とのこと。20kHzの信号なら周期は0.05msec。IchigoJamのPWM命令は0.01msec単位で時間指定ができるので、「PWM 2,2,5」(第3パラメータが5=0.05msec周期)でOKです。電圧は2V以上あればよいので、IchigoJamからの直接入力(3.3V)で大丈夫です。
10 '*PAT LIGHT 20 CLP:OUT 1,0 30 OUT 1,1 40 WAIT 15 50 PWM 2,2,5 60 WAIT 180 70 OUT 2,0
このプログラムでは3秒回転した後に止めていますが、回し方はプログラム次第です。
赤ライトをON/OFF制御するなら、ライトの24V電源ラインに、モーター電源ラインと同様にフォトカプラ(TLP241A)を入れて、IchigoJamのOUTポートから制御すればよいでしょう。
動画
回してみた動画はこちら。
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