電子工作入門の定番・ピヨピヨブザーを、基板を起こして作ってみました。
子ども向けの工作教室のネタにする予定です。
ボタンを押すと、「ピヨピヨ…」とブザーから音が出ます。
オプションパーツを付けると、IchigoJam/IchigoDakeと接続して、プログラムで音のON/OFFをコントロールできます。
回路図
基本的には、サウンドIC・M3033の使用例にある通りの回路です。M3033はおもちゃへの組み込みなどでよく使われているようです。
よくあるピヨピヨブザーや電子サイレンは発振回路を2つ組み合わせて作る物が多いですが、今回は電子工作入門としてIC×1個だけの簡単な回路にしました。
IchigoJamにつないで制御できるように、フォトカプラを使ったスイッチング回路をオプションとして追加しています。ブザー単体で使いたい場合は、それらのパーツははんだ付けしなくてよいです。
基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(100×81mm)
*同じ基板を3枚並べて配置しています。
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2024 Shiro Saito (https://www.ichigoaman.jp)
材料
以下の順番でハンダ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W4.7kΩ
- 積層セラミックコンデンサー 1μF50V Y5V 2.54mm
- 基板取付用スピーカーユニット 8Ω0.08W UGSM23A
- サイレンサウンドIC/M3033 5個(Yahoo!ショッピング)
- 同じICを売っているネットショップがいくつかあります。
- トランジスタ 2SC1815L-GR-T92-K 50V150mA
- 抵抗内蔵5mmLED 5V 赤色 640nm OSR6LU5B64A-5V
- 単なるパイロットランプですが、音だけでなく光も出た方が子どもにウケるので、付けてみました。
- タクトスイッチ(白色)
- タクトスイッチの色はお好みで。
- 電池ボックス 単4×1本 ピン ×2個
IchigoJamにつなぐためのオプションパーツ
ブザー単体で使う場合は、はんだ付けしなくて良いです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W100Ω
- フォトカプラー フォトリレー 40V2A TLP241A(F(O
- 耐熱通信機器用ビニル電線 2m×10色 導体径0.65mm 単芯
- 「GND」「Control」端子から1本ずつ線を出します。ブレッドボードワイヤをはんだ付けしてもよいです。