★この記事は「IchigoJam Advent Calendar 2024」に参加しています。
サッカーのPK戦が遊べる、IchigoJam用の拡張ボードです。
以前作ったボードを改良しました。
紹介動画はこちら。
回路図
IchigoJamのOUT1~4出力から7セグメントデコーダーIC・4511を介してゴール数を表示、OUT5・6出力で左右のゴールキーパーを表示、LED出力(WS.LEDコマンド)で左右のシュートコースをフルカラーLED×6個で表示します。
ジョイスティックの左右入力はIN2(ANA2)で読み取ります。上下入力は配線していないので使えません。
動かし方はプログラム次第です。「OUT0」~「OUT9」で0~9の数字を表示できるので、数字表示機能だけ使っても良いでしょう。
基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(74×74mm)
*同じ基板を2枚並べて配置しています。
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2024 Shiro Saito (https://www.ichigojaman.jp)
材料
以下の順番ではんだ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W100Ω R1,R2
- ICソケット (16P)
- 緑色7セグメントLED表示器OSL10561-LG(カソードコモン)
- LEDの色はお好みで換えても構いませんが、緑色が一番明るくて見やすいです。
- ジョイスティック SKRHAAE010
- マイコン内蔵RGBLED 5mm PL9823-F5 ×6本
- 基板から多少浮かせてはんだ付けしてください。無理に押し込むと足が折れます。LEDの向きは、切り欠きを基板の上側に向けてください。
- 角型青色LED 465nm 100度 OSB5XA7DA4B-GH ×2本
- PL9823に合わせて、こちらも基板から浮かせてはんだ付けすると、高さが合ってカッコいいです。
- ピンヘッダー 1×40 (40P) ※14ピン×2本にカット
- 7セグメントドライバー(7セグメントデコーダー) TC4511BP
- 最後にICソケットにはめます。向きを間違えないようにしてください。
- 圧電スピーカー(圧電サウンダー)(13mm)PKM13EPYH4000-A0
PK戦プログラム
ファイル0に保存(SAVE0)して電源ONで自動起動させると、キーボードやモニタ無しでも遊べます。
- ジョイスティックを操作して、左か右か、シュートコースを選んでください。
- 選んだ方向へシュートして、GKも左か右に飛びます。GKの逆を突くとゴールが決まり、ゴール数が1点増えます。
- GKに止められるとゲームオーバーです。IchigoJamのボタンを押すと、リセットしてリプレイできます。
10 @ARUN:'*PK 2024 20 CLV:CLP 30 @START 40 BEEP 10,30 50 WAIT 30 60 OUT G 70 D=0 80 FOR L=0 TO 15:[L]=0:NEXT 90 WS.LED 6 100 @IND 110 D=(ANA(2)-512)/256 120 IF D=0 GOTO @IND 130 D=(D+1)/2 140 BEEP 150 [D*9]=50 160 WS.LED 6 170 WAIT 10 180 FOR E=0 TO 3 STEP 3 190 [E+D*9]=0 200 WS.LED 6 210 [E+3+D*9]=50 220 WS.LED 6 230 WAIT 10 240 NEXT 250 SRND TICK() 260 R=RND(2) 270 OUT 5+R,1 280 WAIT 30 290 IF D!=R G=G+1:GOTO @START 300 BEEP 30,60 310 WAIT 60 320 IF !BTN() CONT 330 RUN