IchigoDyhook+IchigoDake環境でサーボモーターを動かす拡張基板を作りました。
(もちろん通常のIchigoJamでも使えます)
IchigoDyhookからの電源供給では電力不足でサーボモーターを回せないので、単4電池×2本を基板に搭載。
サーボモーターは基板に両面テープで貼り付けています。
サーボモーターのアームにストローを差すと、動きがわかりやすいです。
サーボモーターはOUT2ポートにつながっていて、PWMコマンドで制御します。
その他、フォトトランジスタをIN2ポートにつないでいます。
基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(100×57mm)
*同じ基板を2枚割り付けしています。
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2021 Shiro Saito (https://www.ichigojaman.jp)
材料
以下の順番ではんだ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W100kΩ (100本入)
- 照度センサ(フォトトランジスタ) 560nm NJL7502L (2個入)
- リード型積層セラミックコンデンサー 0.1μF50V F 2.54mm (10個入) ×2本
- オーディオ用電解コンデンサー10μF35V85℃ ニチコンMW
- 基板用スライドスイッチ SS-12D01-VG4
- ピンヘッダ 1×40 (40P)
- 電池ボックス 単4×1本 ピン ×2個
- マイクロサーボ9g SG-90
- サーボモーターのアームは、上向き~右向き~下向きの180度の範囲で固定すると良いです。
- ミニストロー(100円ショップなどで売っています。サーボモーターのアームにちょうどはまります)
プログラム
半分時計
サーボモーターのアームが上向きからスタート。1秒ごとにステップ回転して29秒後に下向きまで行き、30秒で上向きに戻ります。
10 'HALF CLOCK 20 FOR A=230 TO 56 STEP -6 30 PWM 2,A:?A 40 WAIT 60 50 NEXT 60 GOTO 20
駐車場ゲート
プログラムを起動すると、サーボモーターのアームが右向きになります。
フォトトランジスタに指をかざして暗くすると、アームが上へ上がります。指をどけると元に戻ります。
10 'GATE 20 B=ANA(2):?B 30 IF B<200 PWM 2,230 ELSE PWM 2,140 40 WAIT 6 50 GOTO 20
じゃんけん
プログラムを起動して、数字キーの「1」「2」「3」を押すと、サーボモーターのアームが「グー」「チョキ」「パー」を指します。2人で対戦してみましょう。
10 'JANKEN 20 [1]=180:[2]=150:[3]=120 30 K=INKEY():IF !K CONT 40 K=K-48 50 PWM 2,[K] 60 GOTO 30
グー・チョキ・パーの画像素材は、プリントアウトファクトリーのクリップアートを使いました。(ダウンロードには会員登録が必要)
ラベル屋さんで名刺カード台紙に配置して印刷しました。
40 K=RND(3)+1
40行をこのように改造します。何かキーを押すと(Enterキー、スペースキーなど)、IchigoJamがランダムにグー・チョキ・パーを出すようになります。
IchigoJamと対戦してみましょう。