先日作ったオリジナル4K基板「SanadaDake-4K」。
www.ichigojaman.jp
さっそく十勇士パソコンクラブで導入したのですが、これまで通常版IchigoJamでEEPROMスティックに保存していたプログラムを、どうやってSanadaDake-4Kへ転送するか?という問題が発生。
そもそもファイルサイズが1Kと4Kで異なるので、通常版IchigoJamで使っていたEEPROMを何とかSanadaDake-4Kにつないでも、うまく読めません。
- 100、104…など、4の倍数のファイル番号で保存したプログラムしか読めない。
- SanadaDake-4KのオンボードのEEPROMと、電気的に干渉してしまう。
結局、2台をケーブルでつないでシリアル転送する方法で決着しました。
手順
- 通常版IchigoJam+EEPROMスティックと、SanadaDake-4K+IchigoIgaiを用意します。
- 以下のように、ケーブルを2本つなぎます。
IchigoJam | SanadaDake-4K | |
---|---|---|
TXD | - | RXD |
GND | - | GND |
- IchigoJam側で「UART 0」を実行して、いったんシリアル出力を止めます。
- 両方で「BPS 2400」を実行して、転送レートを2400bpsに落とします。
- IchigoJam側で、転送したいプログラムをEEPROMスティックからLOADします。
- IchigoJam側で「UART 1」を実行して、シリアル出力をONにします。
- IchigoJam側で「LIST」を実行して、プログラムリストを出力します。これでSanadaDake-4Kへプログラムが転送されます。
プログラムが長いと転送時間がかかりますが、これで何とかなりそうです。