単独で動く信号機の基板を作ってみました。
マイコンやプログラム無しの電子回路だけで、本物の信号機っぽい動きをします。
紹介動画はこちら。
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回路図
NANDゲート2個の発振回路で、クロック信号を生成しています。
シフトレジスタ・4015とNANDゲート2個で、信号機の点灯をコントロールしています。
信号点灯のしくみ
説明ペーパー(4ページ)を作りました。以下を参照してください。
基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(48×100mm)
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2024 Shiro Saito (https://www.ichigojaman.jp)
材料
以下の順番ではんだ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W100kΩ ×2本
- 抵抗値を小さくすると信号機の動きが速く、大きくするとゆっくりになります。
- スライドスイッチ 1回路2接点 基板用 横向き
- ICソケット (14P)
- ICソケット (16P)
- ボタン電池基板取付用ホルダー CR2032用(小型タイプ)
- 絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサー 10μF25V5mmピッチ ×2本
- 抵抗内蔵5mmLED 5V 青色 470nm OSB5SA5B64A-5V ×2本
- 抵抗内蔵5mmLED 5V 黄色 590nm OSY5LU5B64A-5V
- 抵抗内蔵5mmLED 5V 赤色 640nm OSR6LU5B64A-5V ×2本
- 4回路2入力NAND U74HC00L-D14-T
- ICソケット(14ピン)にはめます。他の7400互換ICでも良いですが、アンバッファード(バッファー無し)の品を選んでください。バッファー有りのIC(例:TC7400BP)だと発振回路がうまく動きません。
- CMOS 4015(DIP品)(樫木総業)
IchigoJamの信号機
IchigoJamのソケットに差して、プログラムで動かす信号機基板はこちら。
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