8個のLEDと光センサー(フォトトランジスタ)を搭載した亀の子基板「8LED Sensor Shield」が完成しました。
右上にブザー、右下に通信用のTX/RX/GND端子を搭載。
左側にはオプションのセンサー用端子(IN4)があります。
Lチカで遊ぶもよし、POVに挑戦するもよし、2台をケーブルでつないで通信するもよし。
いろいろ使えるボードです。いかがでしょうか。
基板データ
※8/16 v0.9 ブザーのパッドを大きくして、はんだ付けしやすくしました。
*この基板ガーバーデータは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2018 Shiro Saito (http://d.hatena.ne.jp/shiro0922/)
このファイルをそのままFusion PCBで登録すれば、基板を発注できます。
基板寸法は47.3×41.8mmです。
部品表
※上記の超高輝度LEDを使うと、バーサライタ(POV)で基板を左右に動かす時は見やすいのですが、静止状態で注視すると結構眩しいです。バーサライタをやらないなら、普通の輝度のLEDにすると安価でいいです。お勧めは以下。
プログラムいろいろ
●セレクタ
スロット0に入れて自動起動します。1秒ごとにLED1〜3が光るので、ボタンを押すとスロット1〜3のプログラムを選択起動できます。
10 '*Selecter 20 CLV 30 FOR P=1 TO 8:OUT P,0:NEXT 40 '@LOOP 50 OUT 1<<N 60 CLT 70 '@INBTN 80 IF BTN() LRUN N+1 90 IF TICK()<60 GOTO 70 100 N=N+1:IF N>2 N=0 110 GOTO 40
●照度計
フォトトランジスタで受ける光量をメーター式に表示します。中学校技術科の単元「計測と制御」を意識したプログラムです。
10 '*Luminometer 20 A=ANA(2) 30 PRINT A 40 OUT 0 50 FOR L=1 TO 8 60 IF A>L*128-64 THEN OUT L,1 70 NEXT 80 GOTO 20
●ルーレット
LED1〜8がランダムにピカピカと光ります。ボタンを押すとゆっくりになって止まります。再度ボタンを押すとリプレイします。
10 '*Roulette 20 CLV 30 OUT 0 40 '@START 50 IF !BTN() CONT 60 IF BTN() CONT 70 '@LOOP 80 OUT 0 90 BEEP 10,2 100 L=RND(8)+1 110 OUT L,1 120 WAIT 6 130 IF !BTN() GOTO 70 140 FOR I=1 TO 5 150 OUT 0 160 BEEP 10,2 170 L=RND(8)+1 180 OUT L,1 190 WAIT 20 200 NEXT 210 GOTO 40
●バーサライタ(POV)
起動するとLEDが細かく点滅します。IchigoJamを手に持って左右に振ると、眼の残像効果でハート型が見えます。配列変数にセットするデータを変えれば、様々な文字が表示できます。
10 '*POV Heart 20 CLV:OUT 8,0 30 [0]=`00001110 40 [1]=`00011111 50 [2]=`00111111 60 [3]=`01111110 70 [4]=`11111100 80 [5]=`01111110 90 [6]=`00111111 100 [7]=`00011111 110 [8]=`00001110 120 L=9 130 FOR I=0 TO L 140 OUT [I] 150 NEXT 160 GOTO 130
●通信対戦スカッシュ
2台をケーブルでつなげば遊べます。新学習指導要領での中学校技術科「ネットワークを利用した双方向プログラミング」に対応。詳しくはこちら。