7セグメントLEDで時:分の時計を表示する、IchigoJam用の拡張基板です。
なるべく部品数を少なく、かつ簡単なプログラムで表示することを目指しました。


回路図

分表示
2桁の分表示は、IchigoJamのOUT1~OUT7で出力します。
| ポート | 表示 |
|---|---|
| OUT1~OUT4 | 分の1の位 |
| OUT5~OUT7 | 分の10の位 |
プログラム例としては
OUT (M/10)<<4+M%10
で、M分が表示されます。
7セグメントデコーダーIC・4511にビットデータを送って、数字を表示します。
なお、10の位は0~5まで表示できればいいので、3ビットにしています。
時表示
2桁の時表示は、分と同様に表示しようとするとIchigoJamのポート数が足りないので、OUT8とOUT9でパルスを送る方式にしています。
| ポート | 表示 |
|---|---|
| OUT8(IN1) | 時を+1 |
| OUT9(IN2) | 時を0にリセット |
具体的には
OUT 8,1:OUT 8,0
で、時を+1。
OUT 9,1:OUT 9,0
で、時を0にリセットします。
プログラム例としては
OUT 9,1:OUT 9,0 FOR J=1 TO H:OUT 8,1:OUT 8,0:NEXT
で、H時が表示されます。
バイナリBCDカウンタIC・4518に、クロック信号とリセット信号を送ります。
なお、1時~9時までは、10の位は表示しません。
(よくあるデジタル時計と同じ表示にするのと、回路を簡単にするため)
また、10の位は「1」しか表示できないので、12時制表示です。
基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)(56×74mm)
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。

(C) 2026 Shiro Saito (https://www.ichigoaman.jp)
材料
以下の順番でハンダ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W200Ω R1~R4
- ICソケット (16P) ×4個
- ピンヘッダー 1×40 (40P) ※14ピン×2本にカット
- 緑色7セグメントLED表示器OSL10561-LG(カソードコモン) ×4個
- LEDの色はお好みですが、この緑色LEDが明るくて見やすいです。
- 7セグメントドライバー(7セグメントデコーダー) TC4511BP ×3個
- ICソケットに差します。
- CMOS 4518(DIP品) (樫木総業)
- ICソケットに差します。
プログラム
テストプログラム
12:00からスタートして、時:分を高速で動かしてテスト表示します。
10 CLV 20 FOR P=1 TO 9:OUT P,0:NEXT 30 OUT 9,1:OUT 9,0 40 FOR H=1 TO 12:OUT 8,1:OUT 8,0:NEXT 50 FOR M=0 TO 59 60 OUT (M/10)<<4+M%10 70 WAIT 12 80 NEXT 90 H=H+1 100 IF H>12 H=1:OUT 9,1:OUT 9,0 110 OUT 8,1:OUT 8,0 120 GOTO 50
時計プログラム
12:00からスタートして、時計が動きます。
カーソルキー左右で分の調整、上下で時の調整ができます。
10 '*DIGITAL CLOCK 20 CLV:CLT:H=12 30 FOR P=1 TO 9:OUT P,0:NEXT 40 @MLOOP 50 IF TICK()>3599 CLT:M=M+1 60 M=M-BTN(28)+BTN(29) 70 IF M<0 M=59 80 IF M>59 M=0:H=H+1 90 H=H-BTN(31)+BTN(30) 100 IF H<1 H=12 110 IF H>12 H=1 120 OUT (M/10)<<4+M%10 130 WAIT 6 140 IF G=H GOTO @MLOOP 150 OUT 9,1:OUT 9,0 160 FOR J=1 TO H:OUT 8,1:OUT 8,0:NEXT 170 G=H:GOTO @MLOOP
