朝の道後温泉駅。右側には坊っちゃん電車。いつか乗ってみたい!
市電に乗って、松山駅方面へ。
松山駅の1つ手前、大手町駅前で下車。
これが大手町駅前のダイヤモンドクロス。高知のはりまや橋に続いて2カ所目です。
伊予鉄の市内線(市電)と郊外線の線路が直角に交わっています。
郊外線の電車がダイヤモンドクロスを渡る動画。
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郊外線の電車がダイヤモンドクロスを渡る動画、その2。
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市電がダイヤモンドクロスを渡る動画。
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歩いて松山駅へ。
駅のうどん屋さんで、朝ご飯にじゃこ天うどん。ダシで温まったじゃこ天が美味い。
そして関西ダシにも八幡屋礒五郎はよく合います(^_^)
松山駅は現在、高架化工事中。
【45本目:松山952-八幡浜1207】
昨日と同じく「愛ある伊予灘線」経由の列車で西へ向かいます。
今日は時間に余裕があるので、朝もゆっくりスタート。
向井原(むかいばら)駅で、内子方面の新線が分かれていきます。
今回は内子は通りませんが、内子は和ろうそくで有名です。
約30年前に四国を旅した時、内子で職人さんがろうそくを作っている所を見学したのですが、融けた蠟を灯心の周りに素手で塗りつけて太くしていくんですね。「うわあ、素手でやってるんだ!熱くないのか?」とビックリした記憶があります。
伊予灘線に入って、瀬戸内海が見えてきました。
下灘駅に到着。昨日ほどではありませんが、観光客が集まっています。今日は降りずに通り過ぎます。
今日は曇っていて、下灘駅の海の眺めは今一つ。
沿線の畑ではキャベツが植わっています。南へ来ましたね…
30年前の四国の旅、内子の続き。実はその日は台風が四国を直撃していて、内子では大雨の中を傘を差して歩いて観光しました。
内子駅へ戻ると、何と列車が全て運休。かろうじて駅前の国道を走るバスが動いていたので、それに乗って大洲へ移動。そこでどうにも動けなくなったので、急遽泊まったのが大洲郷土館ユースホステルでした。
その名の通り、ペアレントさんが個人で収集した大洲の史料を収めた「郷土館」が隣にあって、夕食後に見せてもらいました。古文書や昔の生活用品などが大量にあって、とても興味深かったです。
ネット検索で調べた所、大洲郷土館ユースは今でも営業されているようです。
http://reiko1932.la.coocan.jp/
大洲郷土館ユースに泊まった翌日は、台風一過で見事な晴天。
「日本最後の清流」四万十川を観光しようと、昨日と逆ルートで宇和島経由で予土線に乗って江川崎へ行きました。
ところが台風翌日の四万十川はものすごい濁流になっていました。河岸のボート小屋が土台を流されて傾いていたりして、川周辺は大変なことに。
とても観光どころではなかったので、近くの温泉施設でお風呂だけ入って帰りました。
そんな思い出があったので、昨日の穏やかな四万十川を見て「本来はこうだよな」と思ったのでした。
川べりに建つ大洲城。川を天然の堀として造られたのでしょう。
八幡浜駅に到着。港町です。
【46本目:八幡浜駅1215-八幡浜港1225 伊予鉄南予バス】
バスで港へ向かいます。
八幡浜は初めて降りましたが、結構賑やかな街です。
八幡浜港フェリーターミナルに到着。
さっそく申し込み書を書いて乗船券を購入。4100円。
【47本目:八幡浜港1300-別府港1555 宇和島運輸フェリー】
このフェリーで九州・別府へ渡ります。
この航路は初めて乗りますが、かなりデカいフェリーです。
カーペット席。やった〜寝れる!と思ったのですが、アナウンスで「今日は二等席は大変混み合っております。出航まで横にならないようにお願いします」。ここまで混むとは思ってなかった…。別府まで3時間かかります。
展望デッキに上がります。間もなく出航。
「バイバ〜イ」と手を振る人たち。
左舷側には大きなクレーンたち。
180度転回して、八幡浜港を出て行きます。
斜面の段々は多分ミカン畑。
無事に出航した所で、昼ご飯。
松山駅で買ったちぎり揚げとコンビニおにぎり、そして愛媛と言えばのポンジュース。
八幡浜でお昼が買えるかわからなかったので、朝に買っておいたのでした。
実際は八幡浜港のフェリーターミナルに売店がありましたし、この船にも売店や軽食がありました。大混雑ですが(^_^;)
ちぎり揚げの製造元は香川県坂出市。おお、讃岐の練り物だ(^_^)
ホントに練り物好きなんです…最高(^_^)
チーズ入りちぎり揚げは、まさしくチーかまの味。美味い(^_^)
右舷側には佐田岬半島。この細長い半島も、中央構造線に沿った隆起です。
航路のモニタ。
ちょっと船内を探検。売店でお菓子や土産物を売っています。
隣はうどん屋さん。これで昼ご飯でも良かったな…
自販機コーナー。ジュース、アイス、カップ麺も。
ゲームコーナー
カーペット席でしばらく昼寝。
別府の街が見えてきました!さすが、温泉の湯気が上がっています。
もうすぐ入港。
別府港に入港。
別府港に到着。ついに九州へ上陸!
日本東西縦断の旅も最終盤です。
バスで別府駅へ。参考情報ですが、別府港フェリーターミナルのバス停よりも、少し歩いて国道10号のバス停に出た方が、バスの本数が多いです。
…と思ったら、年末年始はバスが少ないようです(^_^;)
幸いに数分で来ます。
【48本目:別府郵便局前1602-別府駅1618 亀の井バス】
別府駅へ移動。
別府駅に到着。今日はこのまま別府でお泊まりです。
ホテルに入って荷物を置いて、別府に来たからには温泉に入ろう!と外出。別府は市内にたくさんの温泉があります。
こちらは駅からすぐの「駅前高等温泉」。駅前通りの目立つ建物です。
以前に入ったことがありますが、風呂が「ぬる湯」と「あつ湯」の2種類があります。
「ぬる湯」の方に入ったのですが、めちゃくちゃ熱くて死にそうでした(^_^;) 「あつ湯」だったらどのくらい熱いんだろう…?
今回は駅から数分歩いた所にある「海門寺(かいもんじ)温泉」へ。
割と小さめで普通の銭湯の感じ。浴槽はやはり「ぬる湯」と「あつ湯」の2つに分かれていましたが、「あつ湯」はかなり熱かったですが「ぬる湯」は普通に入れる温度でした。しかも大きなザボンがゴロゴロ浮かんでいて「ザボン湯」でした。
入浴料は大人250円。ただ浴場にシャンプーや石鹸の備え付けは無いので、持参するか、番台で購入する必要があります。
いや〜、温まった(^_^)
温泉で温まった後は夕ご飯。
大分と言えばとり天!ということで、商店街から脇に入った所にある「グリルみつば」へ。
実は事前に調べたのですが、1/3から営業しているとり天のお店がここくらいしかありませんでした。
そして出てきたとり天定食。
醤油味のタレがかかったとり天がホクホクで美味い(^_^)
レモンではなく柚子が添えられているのも大分ならでは。爽やかな香りがとり天に合います。美味しかった!
このグリルみつばは洋食や中華のメニューを幅広く出していて、私は18時の夜開店と同時に入りましたが、他にも予約のお客様がたくさん来ていました。地元の人気店なのでしょう。
ホテルに戻って、夜も更けて、「そういえば豊橋のプログラミング教室でお礼にいただいたお菓子をまだ開けてなかったな」と思い出して開封。豊橋の隣・田原町のあさりせんべい。
えびせんのような薄焼きのパリパリしたせんべいに、アサリの身が埋め込まれています。美味しかった(^_^)
ありがとうございました。また豊橋へ遊びに行きます。
縦断の旅9日目はこれで終了。
明日はいよいよ、ゴールのたびら平戸口駅を目指します。