SHIROのIchigoJam日記

マイコン「IchigoJam」(イチゴジャム)の電子工作とプログラミングをメインに

iPhone5+キーボードケース

携帯をiPhone5に機種変更しました。
これまでAndroidスマートフォンをずっと使っていたのですが、一番の不満は「キーボード内蔵のモデルが無い」ことでした。
Androidスマートフォンは各社で多数出ていますが、みんな平べったい板になってしまって、全然個性がありません。
この日記でも、ポメラ、Lifetouch Note、ThinkPad Tablet 2+Bluetoothキーボードなどの記事を書いてきましたが、私はフリックや手書きなどの入力は苦手で、とにかくキーボードが欲しい人です。
かつてフィーチャーフォンの時代には、東芝の「Biblio」を愛用していました。スライド式のフルキーボードが内蔵されていて(3列の特殊配列でしたが)、メールなどの文字を打つのにとても便利でした。しかし東芝が携帯から撤退してしまい、その後各社ともキーボード内蔵のモデルを全然出してくれません。
本体内蔵モデルが無いなら、外付けでキーボードケースを付ける手があります。確かにGalaxyなどはキーボード付きケースが出ているのですが、手帳ケースのようにペラペラしていて、片面に本体・もう片面にキーボードが付くという構造です。テーブルに置いて使うならいいですが、立ったままで両手持ち・親指打ちができず、それでは意味がありません。

…などと考えてしばらく悩んでいたのですが、最近のニュースで、BuffaloがiPhone5用のスライド式キーボードケース「BSKBB16」を発売しました。
http://buffalo.jp/products/catalog/supply/input/keyboard/bluetooth/bskbb16/
iPhone5本体とはBluetooth無線接続で、形状もジャストフィット。しかもキーボードはスライド式で両手持ち・親指打ちができます。これはいい!
と言う訳で、全然スマートフォン自体が理由では無いのですが、iPhone5に機種変更してみました。


iPhone5。やっぱり縦に長いです。


キーボードケース「BSKBB16」のパッケージ。


ケースの様子。iPhone5本体の下からキーボードがスライド式で出てきます。
Bluetooth接続は、スムーズにペアリングできました。
キー配列は4段で、数字キーはFn+最上段キーの同時押し。「@」「&」「?」が最下段にあるのが、ちょっと慣れが必要です。
一番不便なのが、ローマ字入力でよく使う「−」(マイナス、伸ばす棒)が「Fn+X」でしか打てないこと。
右上にホームボタン「◎」があるのですが、これはiPhone5本体のボタンを押せば済むので、その代わりに「−」を配置して欲しかったです。
ホームボタンなんて「Fn+Enter」でもいいと思うのですが。


ケースにiPhone5をはめた所。


キーボードをガシャッとスライドさせると、iPhone5の下に収まります。
合計の厚みは約21mm。重量は実測で、iPhone5本体115g+ケース105g=合計220gです。
ちょっと分厚くなりますが、ポケットにも入ります。


右側面から見た所。キーボード側に電源スイッチ、ペアリングボタン、充電用のmicroUSB端子があります。
ちなみにカタログスペックでは、フル充電時間は1時間半、動作時間は約1ヶ月。


iPhone5側のケースは2ピースになっていて、キーボード側と分離できます。
キーボードは要らないから軽量にしたい、という時は、外してiPhone5だけ持ち歩けます。


iPhone5側のケースを角度を付けて立てることができます。
立て付けが結構しっかりしていて、この角度でしっかり保持します。


iPhone5側を立てて、横から見た所。
角度はこれでMaxですが、ここまで立てるとキーボードの最上段が打てないので、実際は20〜30度くらい傾けるのがベストじゃないでしょうか。

値段の割に作りもしっかりしていて、なかなか気が利いています。
本体色に合わせてブラックモデルとホワイトモデルがあります。
iPhone5ユーザーの方はお一ついかがでしょうか。

ちなみにサンワサプライでも同様の製品があります。こちらの方が軽量で値段が安いです。ただしiPhone5側の分離機能はありません。
買う前に悩んだのですが、写真で見た感じで、キーの間のすき間が無いので親指で打ちづらそうだったので、Buffaloの方にしました。
キー配置はBuffalo以上にかなり変則的です。「−」キーが単独であるのはいいですが、右Shiftキーが無いのが不便そうです。

※コメントで質問があったので、正面に向かって右下にあるストラップ穴部分の写真をUPします。材質はプラスチックで、そこそこ強度はありそうです。