SHIROのIchigoJam日記

マイコン「IchigoJam」(イチゴジャム)の電子工作とプログラミングをメインに

「携帯禁止」に物申す:(番外)参考図書・リンク

 これまでの記事でも取り上げていましたが、子どもと携帯電話の問題を考える上で、参考になる本やホームページを紹介します。

モバイル社会研究所発行「モバイル社会白書2007」

http://www.amazon.co.jp/dp/4757102186/
携帯電話に関する統計情報がたくさんあります。高い本ですが、買っておいて損はないです。

香山リカ・森武「ネット王子とケータイ姫」

http://www.amazon.co.jp/dp/4121501551/
ネットや携帯の問題は、センセーショナルに事件を取り上げるか、技術論でしか語られないことが多いのですが、これは青少年の心の問題から取り上げた貴重な本で、お勧めです。

山脇由貴子「教室の悪魔 ―見えない「いじめ」を解決するために―」

http://www.amazon.co.jp/dp/4591095940/
教育相談所の臨床心理士の方が書かれた本。いじめに関する事例と具体的な対策が書かれた良書ですが、事例の一つとして携帯メールを使った今時のいじめの実態が取り上げられています。

Impress WatchInternet Watch) 特集「10代のネット利用を追う」

(2008年分)http://internet.watch.impress.co.jp/cda/teens_backnumber/2008.html
(2009年分)http://internet.watch.impress.co.jp/cda/teens_backnumber/2009.html
10代の子ども達のネット利用の実態を取材した連載記事です。今時の子ども達が携帯やネットをどう使っているのかがよくわかります。
なお、筆者の高橋暁子さんが書いたこちら↓の著書もお薦めです。

高橋暁子「子どもにケータイもたせていいですか?」

http://www.amazon.co.jp/dp/4844326651/
タイトルだけ見ると携帯に否定的な本に見えるのですが、子どもが携帯電話を持って起こる問題について、内容・事例・その対策などをていねいに解説していて、決して安易な「携帯禁止」の本ではありません。この問題全体をまとめて知るのにいい本です。
(追記)高橋さんがこの本や子どもと携帯の問題について語ったインタビューが載りました。
http://ascii.jp/elem/000/000/213/213819/

吉田賢治郎「けんじろうとコラボろう!」

http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/
記事の中で何度も取り上げた、吉田賢治郎さんのブログです。
子育てとIT、ネット問題」のカテゴリの中に、「高校生の娘さんが学校裏サイトで誹謗・中傷された」顛末や、家族間でのネットコミュニケーションの実例などが書かれています。勉強になる情報がたくさんあります。