子ども向けの安価なArduino互換機「ちびでぃ〜の2」を工作した訳ですが、プログラミングも簡単にならないかと情報を探した所、情報センターのICTジュニア(上田パソコンクラブ)でも使っている「Scratch」で制御する事例がありました。
http://www.yengawa.com/scratch_arduino
こちらのページの情報を参考に、さっそく試してみました。
Scratchに改造ブロックを組み込むファイル「SensorBoardWithMotor.zip」をダウンロード。
解凍するとできる「SensorBoardWithMotor.image」「SensorBoardWithMotor.changes」をScratchのフォルダに入れると、ScratchでArduinoと通信できるようになります。
制御盤。Arduinoに搭載されたセンサーの値が表示されます。
本来は各種センサーを搭載した「PicoBoard」や「なのぼ〜ど」などに対応します。
各センサーに対応するピンは以下のとおり。
スライダーセンサー=A0
明るさセンサー=A1
音センサー=A2
抵抗A=A3
抵抗B=A4
抵抗C=A5
抵抗D=A5 (抵抗Cと同じ値)ボタンスイッチ=D2
モーター出力(PWM)=D9
こちら向き=D7
あちら向き=D8
ちびでぃ〜の2にセンサーは無いので、とりあえずモーター出力の制御ができるか試してみました。モーターが無いのでLEDで代用。
Scratchで、モーターパワーの値をだんだん増やすプログラムを作りました。
パワーに合わせてLEDがだんだん明るくなります。
ボードを完成させた後、制御用のプログラムを一度転送しないといけませんが、Scratchでブロックをガシャガシャ組んでArduinoで遊べます。
これなら子どもにもできるかも(^^)
現在、各種センサー搭載の「なのぼ〜ど」を取り寄せ中なので、そちらを組み立ててまた試したいと思います。