以前にIchigoJamのIC・LPC1114を2つ重ねてスイッチで動作を切り替える実験をしたのですが、改めてシールド基板を作ってみました。スイッチで上下2個のICを切り替えて使えます。
回路は簡単で、2つのLPC1114のReset端子を、スイッチで切り替えてGNDへ落としているだけです。
リセットされたICは動作しないので、もう片方が動作するボードになります。
こちらの画面は、上のICをIchigoLatte、下のICをIchigoJam BASIC環境にした例。
スライドスイッチで「Bottom-IC」「Top-IC」を選んで、2つの環境を切り替えることができます。
有用な使い道としては、日本語キーボードと英語キーボードの環境を切り替えて使うことでしょうか。
もちろんIchigoJam BASIC/IchigoLatte/IchigonQuestなど、異なる言語環境を重ねて切り替えることもできます。
同じIchigoJam BASIC環境を2個積んで、SAVEスロットを8個使う、なんて使い方も可能です。
基板データ
LPC1114の、大きいDIP28のIC、小さいTSSOPのIC、どちらのはんだ付けにも対応しています。
本体のIchigoJamのソケットに挿す、外側の2列のピンは、写真では長い脚のピンソケットにしていますが、ソケットに外部機器やパーツを挿さないなら、普通のピンヘッダにしても構いません。ただし基板にはんだ付けするLPC1114のファームウェア書き換えは、別の手段であらかじめ行ってください。
*この基板ガーバーデータは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2019 Shiro Saito (https://www.ichigojaman.jp)