SHIROのIchigoJam日記

IchigoJamの電子工作とプログラミングをメインに

大人の皆さんへ:(6)携帯についてみんなで話し合う

 学校のクラス、地域の子ども会など、子ども達が集まる場で、携帯やネットについてみんなで話し合う機会を持ちましょう。
 例えば、先の記事で「メールの30分ルール」について書きましたが、実は子ども達自身も、30分以内にメールの返事を書くのが大変だと感じていたりします。みんなで話し合うと「ああ、みんな困ってたんだ。じゃあこのクラスでは緊急の用事以外は無駄なメールはしないようにしよう」と決まったりします。(実際にそういう事例があるそうです)
 携帯メールは自分一人でやるものではなく、友達みんなでやるものですから、自分一人だけ違う事をする訳にはいきません。みんなで話し合って、意識を共有する必要があります。
 私は出前講座「子どもと携帯電話」で地元の小中学校へも行くのですが、最近は「学校へは携帯持ち込み禁止」としている学校が多く、どうも現場の先生は「禁止している物について話はできない」という意識があるようです。
 しかし、子ども達も大人になれば携帯を持ち、ネットを使うようになります。どこかでちゃんとした情報教育をしないと、大人になって大変な事になります。
 1月31日に、東京で「ネット安全安心全国推進フォーラム ―子どもとケータイ 適切な使い方のためのルールづくりを―」というイベントが開催されました。
 別件の用があって私は参加できなかったのですが、携帯の問題に関する有識者の他、携帯を使っている現役高校生・大学生が発表したようで、「行けば良かった…」と後悔しました。
 フォーラムの内容については、「Internet Watch」の連載記事「10代のネット利用を追う」で、高橋暁子さんの詳しいレポートがあります。
(前編)http://internet.watch.impress.co.jp/cda/teens/2009/02/05/22332.html
(後編)http://internet.watch.impress.co.jp/cda/teens/2009/02/06/22333.html
 このフォーラムの中で、「みんなで話し合う」事例として、東京都大田区立大森第三中学校の大山圭湖先生の発表がありました。大山先生の実践について詳しい記事はこちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000037-san-soci
 携帯についてクラスで話し合って、12ページのパンフレット「中学生の中学生による中学生のための携帯ネット入門」を作ったそうです。どんなパンフレットなのか、ぜひ見てみたいです。
 ただ「携帯禁止」と上から押しつけるのではなくて、このように子ども達自身で話し合って考える機会を持つのが大事だと思います。仮に「このクラスでは携帯禁止」と決まったとしても、大人から言われたルールと、自分達で話し合って決めたルールは全然違います。
 (だからといって、大人が「禁止」の方向へ誘導したりしてはいけませんが)