LEDの目が交互に光るネコ形基板です。これもIchigoJamを使わない電子回路のみの工作です。
動画はこちら。
電源は裏面のボタン電池(CR2032)です。
いわゆる無安定マルチバイブレータ回路で、目のLEDが交互に点滅します。
回路図
6/28追記
基板設計を少し更新して、白い基板(白猫)を作ってみました。
目はアイスブルー、ライム、ピンクの3匹です。パステルカラーのLEDだと白猫の方が似合います。
LEDは黄色や赤に比べてどれもVf(順方向電圧)が高いのですが、点滅周期がちょっと速くなります。そのため、ライムだけ電解コンデンサを22μF→47μFに替えています。
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基板データ
- Fusion PCB用ガーバーデータ(ZIP)[55x50mm]
※6/28更新。レジスト色は黒(黒猫)か白(白猫)をお勧めします。
*この基板データは、CC BYライセンスとします。どうぞご利用ください。
(C) 2021 Shiro Saito (https://www.ichigojaman.jp)
材料
以下の順番ではんだ付けすると作りやすいです。
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W100Ω (100本入) R1,R4
- カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W51kΩ (100本入) R2,R3
- この抵抗の値を増やすとLEDの点滅がゆっくりに、減らすと速くなります。
- 5mm黄色LED 590nm OSYL5113A LED1,LED2
- LEDの色はお好みで。青・緑などVfが高いLEDを使うと、点滅が速くなります。
- 電解コンデンサー 47μF25V105℃ ルビコンMH7 C1,C2
- このコンデンサの容量を増やすとLEDの点滅がゆっくりに、減らすと速くなります。
- トランジスタ 2SC1815L-Y-T92-K 60V150mA (20個入) TR1,TR2
- スライドスイッチ 1回路2接点 基板用 横向き
- ボタン電池基板取付用ホルダー CR2032用(小型タイプ)